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さかいめ

11月6日。日曜日。

主人がこどもたちと登山に出掛けるというので、早々に彼らを送り出し、午前中は久々に一人で静かな時間を過ごすことができた。

誰にも邪魔をされずに、誰のことを気にする事なく過ごせるひと時というのはなんとも快適で、それだけでエネルギーチャージされていく感じ。

午後からのクラスにママチャリで向かう。ママチャリ移動は私の日常。

堀留町区民館、初めての場所。でも特別な緊張や違和感はなかった。これは多分、ママチャリのおかげだろうな、と愛車に感謝です。

14時からのクラスは、いつもの雑談からスタート。

体の不調や変化の話が中心で、そうやって一人一人が自分の体と向き合う、それが健康へ向かう第一歩なんだろうなぁと興味深く話を聞かせて頂きました。

そうして参加者さんのリクエストに応じた90分クラスのスタート。

少人数だから出来る、その人に合ったカスタマイズクラスは、人形町ヨガの会の魅力の一つ。

痛い?やめとく?もう少しポーズをキープする?

参加者さん自身が自身を探りながら、体と向き合う、その駆け引きの様子が手に取るようにわかる。

呼吸によってポーズを長くホールド。

その深い呼吸にわたしも同調し、誰の呼吸の音なのか一瞬分からなくなるくらい一体感を感じました。

しっかり体を動かしたあとは、前回のクラスで好評だったリストラティブヨガを1ポーズ。体を休ませながら、心身の回復を促します。

クラスの後は、参加者の方とお茶を飲みながら、家族の話や子育ての話がとまりません!

小さなお子さんを持つお母様、ヨガの時間だけは日常から離れて自分のからだと向き合う時間にされているとおっしゃっておられました。

日常と非日常の境目はどこにあるのでしょうか。

自分とそれ以外のものとの境目はどこなんだろうか。

ヨガを続けていると、そういった「境目」がぼんやりしたものになるのを感じています。

他人の呼吸が自分の呼吸だと勘違いするほど一体感を覚える瞬間。

こどもを拒否したくなる瞬間も、自分の一部だという感覚を覚えると不思議と受け入れられることもあります。

それは、理屈や思い込み、というものではなく、とても感覚的なものなので、自然とそういう状態を保つことができたりします。

「さかいめ」を敢えて意識しないでポーズに入ってみる。

それがヨガのポーズを安定させることにもつながるのかな。

そんなことを考えながら、たい焼き片手に、ママチャリをかっ飛ばして帰路についたのでした

今年も残すところ1ヵ月半、2016年のしめくくり、人形町ヨガに足を運んでみませんか?

ラボンバ、ムー、マーリがお待ちしております♡

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